男女の入れ替わり方式


男子は女子のステップを理解していないと上手くはなれない!

という話を耳にすることがあります。

カップルの練習方法の一つとして、男女入れ替わり方式が意外と理解しやすいように感じています。

男子の気持ち、女子の気持ち、

これは、相手の役を実際に組んで踊ってみることで、

あ〜、なるほど、こういうことなのか!

というように理解できる場合があるようですね。

なので、お互いのシャドーで解決できないときなどは、私が女子役、パートナーが男子役で踊ってみるのです。

バリエーションなど、ステップがわからないときは即席でなんとか。


自分が女子に直して欲しいことがあれば、女子役で示してあげると相手も納得しやすいし、

その逆も、まったく同じですね。


いつもこれで解決できるわけではなくて、相手を理解するための手段としてはいいかな、と思って時々試しています。

教室でレッスンを受けているときでも、男の先生がよく女子役をしてくれます。

すると、男子の悪いところを直ぐに見つけることが出来るようです。


実は、私も男の先生を相手に女子役をさせられたりすると、

お、上手ねー、女役のほうがいいんじゃない!

と、何度かからかわれたことがあります。

女役が上手と褒められたってね〜・・・トホ


以前習ったことがある女の先生は、よく男役をやってくれました。

これがまた上手なんです。

リードがはっきりと判って、

え〜、なんで女なのにそんなにリードが上手に出来るんですか??と、聞いたことがあります。

ふふっ、と笑ってあるだけでしたけどね・・・。

早い話、基本の差、ということだと理解しました。


練習場や試合会場でよく見掛けるのが、男子に文句(要求)ばっかり言っている女性。

あんた、一度でいいから男役をやってみたら!?

と、小心者のわたくしはとても言えないけど、

そんなふうに思うことはよくあります。

あ、女性の悪口になってしまったかな・・・?

はい、もちろんその逆もあります!





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