◇レベルアップ 9

大切な基本 (その1)

基本に戻るということは、「年間目標」を定め、そのための「課題を発見」すること、

そして、そのための「極意を習得」し、自信をつける事ですね。

また、ベーシックのステップを練習することは、ベーシックに戻ることではなく、ダンスの基本を理解することだったのですね〜!

☆特に中高年の選手は、基本動作を繰り返すことで、徐々に技術的なレベルアップになりますよ☆




◇レベルアップ 10

大切な基本 (その2)

「年間目標」は、人それぞれでしょう。

持ち級で決勝に残ることや、昇級したばかりの組は2回戦でも良いと思います。

また、「スゥイング」や「送り足」の習得など、具体的な目標も年間を通じて意識することで、変化や進歩を感じることでしょう。

☆自分に欠けている基本動作を発見・修正し、質の高い踊りにつなげてレベルアップを図りましょう☆




◇レベルアップ 11

大切な基本 (その3)

「課題を発見する」ことは、自分を知る意味で、最も重要な事です。

良い姿勢を作りたいが、力が入るとすぐに肩が上がり首が短くなる。

大きな移動のためには、床をプレスすると言うが、床をプレスするとはどういうことか?等々色んな課題を発見して下さい。

☆姿勢を良くしたいから、「枕を外して寝る」、「胸から上を起こす背筋運動」など、

みなさんいろいろ挑戦していますよ☆





◇レベルアップ 12

大切な基本 (その4)

「極意の習得」その1、「中高年は、全てを完ぺきにやろうと思うな。

先ず1つだけ押さえて、それを増やしていく」ことが大切ですよ。

☆中高年の方には、格闘技に挑む気持ちで踊れば、自分の気持ちを鼓舞し、動きに元気が出るという人もいますよ

(パートナーとは格闘しないように)☆





◇レベルアップ 13

大切な基本 (その5)

「極意の習得」その2、「移動」

大きな移動のためには、床をプレスしてボディーを送ると言うが、これはロワーしたとき、

ボールと足指で床を捉えて「太ももの筋肉」を意識して床を押す事、そして前進後退ですね〜

そうすると移動距離が10%伸びますよ!

☆送り足の良いところは、ボディーを送った後の膝やつま先が伸びてきれいな形が出来ることですね☆




◇レベルアップ 14

大切な基本 (その6)

「極意の習得」その4、「ポスチャー」

良い姿勢を作るために、肩を下げろと言うが、力が入るとなかなかできない。

身体の芯を理解して、背中から頭を上方に伸ばす、反対にサイドの肩を下げることを繰り返し練習して、

踊っているときも肩が上がらないように頑張りましょう。

☆頭を軽く引き上げ、腹筋や背筋に適度の緊張を持たせ姿勢を維持ですよ☆




◇レベルアップ 15

大切な基本 (その7)

「極意の習得」その4、「フットワーク」

足の裏がフロアーにヒールやトウなど、どの部分からタッチするのかをフットワークといいます。

前進するとき、低い姿勢から移動するときはヒールから、高い位置から移動するときはトウが床にタッチします。

☆二人で組んで踊るとき、二人がどのような種類の動きをしているのか、ゆっくりチェックしてみましょう☆




◇レベルアップ 16

大切な基本 (その8)

「極意の習得」その5、「ホールド」

ダンスを踊る際にお互いの動きが相手に伝わるようにコンタクトを保つことが大切です。

男性の左手(女性の右手)は、概ね女性の頭の高さ、真横から見て女性の顔の前に来るように維持します。

☆男性の右手は、女性の背中に正しく置くことでお互いのずれ防止と

安心感を与えるのでしっかりホールドしましょう☆





◇レベルアップ 17

大切な基本 (その9)

「極意の修得」 その6「回転」

回転の内回りか外回りかは重要な要素ですよ。

スピンターンなど、内回りの人が外回りの人より先に回転してしまうと一体感のある動きができません。

内回りの人は、外回りの人の動きを待つ気持ちが大事かもですね。

☆外回りの人は、積極的に足を振って外回りの力強い動きが出せるようにしてください☆




◇レベルアップ 18

大切な基本 (その10)

「極意の修得」 その7「前進後退」

男性も女性も自分が後退のとき、相手の移動方向に注意しましょう。

前進の人が勢いよく進むためには、出来るだけ真っすぐに進むことで距離もスピードも出ます。

後退のときは、相手の通り道を必要最小限、開けてみましょう。

☆リバースターンなど、前進から後退に変わったとき、特に相手の動きを妨げないようにしましょう☆




◇レベルアップ 19

大切な基本 (その11)

「極意の修得」 その8「ライズ&ロワー」

足首や膝の屈伸(レッグアクションと言います)により音楽に合わせて身体の高さを変えます。

ワルツでは、カウント「3」の終りでロワー「1」の終りでライズが開始されますよ。

☆ロワーの上手な人は、振り子のように「3」から「1」のカウントが徐々に加速していきますね☆




◇レベルアップ 20

大切な基本 (その12)

「極意の修得」 その9「スウェー」

スウェーは身体の傾きですが、背中の筋肉や膝、股関節などを使って体を二人一緒に傾けます。

勢いよく動いた体のバランスを保つためや、男性が方向を変えるためのリードとして用います。

☆スウェーの量は、動きの勢い、回転量、方向変換の量によって異なりますよ☆




◇レベルアップ 21

大切な基本 (その13)

「ポジション」 その1「クローズドポジション」

クローズドポジションは、二人で向かい合いコンタクトはお互いの右半分になります。

この体制から歩くと右足が相手の足の間に前進できます。

簡単なようですがターンやスピンをすると、位置が左右にずれ、トラブルになりやすい場所ですね。

☆ナチュラルターンやリバースターンの456で、右足が出しやすいコンタクトが出来ているかチェックしてみましょう☆




◇レベルアップ 22

大切な基本 (その14)

「ポジション」 その2「アウトサイドパートナー」

ボディーのコンタクトは、クローズドポジションと同じですが、

お互いがボディーを相手に向けて立ち、右足が相手の右足の外側に出したポジションです。

右足は自分の左足の前にステップします。これがよく聞く「CBMP]ですね。

☆シャッセフロムPPから、ナチュラルターンの第一歩で意識して練習ですよ☆




◇レベルアップ 23

大切な基本 (その15)

「ポジション」 その3「プロムナードポジション」

コンタクトの位置は、男性右サイド、女性左サイドですが、

進行方向に向かって男性左側、女性右側に少し開いた形になります。

多く使用されるので、言葉を略してP・Pと呼ばれることが多いですね。

☆PPで多い失敗は、前進方向の腰や脇が開き過ぎてラインが弱くなることです。

是非、脇から下をストレッチして練習して下さい☆





◇レベルアップ 24

大切な基本 (その16)

「ポジション」 その4「フォーラウェイポジション」

足やボディーの位置関係はPPと同じですが、

その体勢から二人が後退しているポジションです。

フォーラウェイリバースの2歩目でその形を作ります。

☆フォーラウェイの2歩目でこの形を確認してください。

綺麗な動きが出来、次の動きにつながりますよ☆