◇楽しみ・発見 57

スローの魅力とポイント (その1)

スローは、途切れない滑らかな動きが魅力ですね。

基本となるフェザーステップ・リバースターン・スリーステップをきちんと踊りこなすことが重要です。

今月はフェザーステップ、来月はスリーステップを考えましょう。

☆スローは他の種目に比べゆっくり感があり、身体の使い方を考えながら踊れます。

のんびりした脳を持つ私は、曲も含めて大好きです。☆





◇楽しみ・発見 58

スローの魅力とポイント (その2)

フェザーステップは、動き始めでボディーが自然に落ちていく様な

推進力(フォール)を使った前進運動が大切です。(力を抜いていいですよ)

一歩一歩体重を足に乗せて送り、ボディーを進める。

そうすると、自然に歩幅も大きくなってタイヤが回るように滑らかになると思います。

☆最初は足形から教えるので、皆さん足を使って出ていこうとします。

バックバランスになる人は要注意ですね。ボディーを進めましょう。☆





◇楽しみ・発見 59

スローの魅力とポイント (その3)

フェザーステップでのトラブルは、

「回転をかけようとして早く捻じってしまう」、

「スウェイをかけようとして左サイドが早く上がり、後に反ってしまう」 などです。

出だしのカウント・スローで右足に乗り、床をしっかりプレスすると、

クッションのように滑らかなムーブメントに繋がります。

☆海外のプロにレッスンを受けた時、「動きがフラットタイヤ(パイクしたタイヤ)

です」と言われ、ガ〜ン、かなりガタン・ガタンでした。☆





◇楽しみ・発見 60

スローの魅力とポイント (その4)

フェザーステップで女性は、後退動作を滑らかに行うことが大切です。

後退する時は、すぐにヒールを着かないで、トウからボールにいくところで

一度自分のウエイトをキャッチキャッチしてから、膝の前を使い(曲げ)

ながらボディを後に送って下さい。難しいのでゆっくり練習しましょう。

☆送り足を使って、カウントの第1クイックでゆっくりした動き(ボディーフライト)

を楽しんで下さい。☆





◇楽しみ・発見 61

スローの魅力とポイント (その5)

スリーステップの「第1クイック」だけは、「H」ヒールになっています。

トゥじゃなくヒールの意味は、より滑らかなライズができるからですね。

☆ヒールから出ると足の裏全部が使えます。トゥだと5センチぐらいかな。

その差は大きいですよ。☆





◇楽しみ・発見 62

スローの魅力とポイント (その6)

「第1Q」では優雅でゆったりしたムーブを演出するために、

この第1Qを、「Q」のタイミングではなく、「S」のつもりで踊ると良いです。

そうすると、スリーステップのカウントは「SQQ」ではなく、「SS&」という表現になりますね。

☆これで第1Qのところもゆったり踊れますね。これはフィーリングの問題で、

長く取り過ぎて次のステップが遅れないように注意です。☆




◇楽しみ・発見 63

スローの魅力とポイント (その7)

ゆったりしたムーブメントを出すためには、

男女ともこの第1Qで男性は右腰、女性は左腰を足の上に確実に乗せていくことです。

イメージとしては、2歩目の上で男性右サイド、女性左サイドをストレッチする感覚です。

☆第1Qの上でボディーをストレッチすると、
 
スウェーもサイドリードも自然に入って納得ですよ。☆





◇楽しみ・発見 64

スローの魅力とポイント (その8)

スリーステップでは、ボディーの向きと進行方向は違います。

右のサイドリーディングなのでボディーは「LOD」を向いているけど

進行方向は「壁斜め」になります。

☆ワルツのスウェーとスローのスウェーでは違いがあります。
 
足の裏から頭までが弧を描くのと、上半身だけをスウェーしているとの違いです。☆