◇楽しみ・発見 73

ワルツの魅力とポイント (その1)

ワルツの魅力は、なんといっても加速・減速を繰り返すスウィングです。

それは、重力を感じて自由落下する振り子やブランコが早くなったり遅くなったりする動きに、

人は魅力を感じるからでしょう。

☆滝を見て、水が落下する様子は「グー」、

   ブランコに乗って加速して高いところでフワーと止まったときも気持ちグーですね。☆





◇楽しみ・発見 74

ワルツの魅力とポイント (その2)

スウィングは、カウント3の後半から「重心」を落下させていゆきます。

最初は怖いので、1のカウントですぐに足を出してしまいます。

慣れると腰を入れて伸びのあるスウィングが出来ますよ。

顔が相手の上にかぶさらないように、上体をまっすぐにして、徐々に加速して上昇につなげると

「メチャ、気持ちいい」ですね。

☆ちなみに重心は、へその奥あたりで、「重い心」にならないように注意☆




◇楽しみ・発見 75

ワルツの魅力とポイント (その3)

ナチュラルターンにおいて、スウィングの始まりは、「背後から」で、男性は視線を左にし、

女性は頭を左後方にすることがスウィングを大きくするモーションになります。

そして、まっすぐ自然に振り、「前方」に抜けていきます。

☆スウィングの始まりと終わりは、特にゆっくりすることが優雅な感じです。

   せっかちにならずにダイナミックに☆





◇楽しみ・発見 76

ワルツの魅力とポイント (その4)

スウィングの後半は、CBMとスウェイを伴ってスウィングアップですが、

ここでバランスを崩す人が多いので注意です。

ボディーが上昇して行くとき、引き寄せる足は床を抑えながらゆっくり寄せると、

バランスも良く、綺麗なラインが完成です。

☆大きなスウィングができる人は、引き寄せる足を「親の敵」みたいに床を抑えると

   バランス良くできるそうです。(JDC元チャンピオン白石組より)☆





◇楽しみ・発見 77

ワルツの魅力とポイント (その5)

もう一つのワルツの魅力は、スウィングからのピクチャーポーズ、

これは草木に例えれば、花の部分で、この華やかな部分を演じるのは女性です。

男性は、女性を華やかに見せられるように「左の肘」をしっかり張って格好良く踊りましょう。


☆スローアウェイ・オーバースェイ、セイムフットランジ、コントラチェックが

   3大人気ピクチャーポーズだそうですよ。





◇楽しみ・発見 78

ワルツの魅力とポイント (その6)

ピクチャーポーズは、足の移動はないわけですから、

「ボディーシェイプ」を目いっぱい見せることです。

そのためには、身体のストレッチにエネルギーを最大限に使ってみましょう。

ストレッチの仕方で、10歳以上は若々しく見えます。これも魅力の一つですね。

☆花を支えている幹や地中の根も大事です。

   下半身を安定させ、どんなときにも一体感で。☆





◇楽しみ・発見 79

ワルツの魅力とポイント (その7)

ピクチャーポーズでバランスを崩す人が多いようです。

安定させるため、膝を緩めた「ロウポジション」に入り、次のポーズを取ります。

重心の移動が上手くいかないと二人がバラバラになるので、

二人の間にある芯を意識して一緒に移動しましょう。

☆重心には、自分のセンターと相手のセンターと二人のコモン・センターの三つがあり、

   このコモン・センターを落として安定させることが大事です☆





◇楽しみ・発見 80

ワルツの魅力とポイント (その8)

ピクチャーポーズの完成の姿で、女性は胸から上をどう見せるかという気持ちが大切です。

「究極の左見」に挑戦してはどうでしょうか。

美しさを出すために胸から上、主に顔ですが左真横まで表現して完成です。

☆スローアウェイ・オーバースウェイでは、片足を上げてみて軸足に乗っているかチェックし、

   バランス良く上体の「左見」ストレッチをしましょう☆