◇楽しみ・発見 85

中高年選手へのアドバイス (その1)

「中高年選手は踊り慣れているけど、生真面目さが踊りを小さくしている」

という評価をよく聞きます。

レッスンで習ったことを丁寧に踊っていると好感は持てますが、

予選で多くの選手の中から短い時間にピックアップするわけですから、

「インパクトがあるか、思い切りの良い選手」 が目に飛び込んでくるものです。


☆どうしたらインパクトがあるように踊れるか、

表現力を加味しながら考えると面白いですね☆





◇楽しみ・発見 86

中高年選手へのアドバイス (その2)

ダンスでは何らかの動き
をするとき、その動きをする理由に気付いていることが大切です。

この動きは「移動距離を大きくして伸びを見せたい、次はライズを大きくして優雅さを表現したい」

と二人で思って踊ってみましょう。

☆観客は、スピード感から急にゆっくりした優雅さに驚き、魅了されるかもです。

インパクトある振付を意識して楽しみましょう☆





◇楽しみ・発見 87

中高年選手へのアドバイス (その3)

振付の中で、強調したい部分はどこですか?

その場面を抜き出し、その場面で観衆に伝えたいことを考えて踊ると楽しみ倍増ですよ。

☆伸びを出したいときは、少しロワーを大きくして歩幅を大きくし、

優雅さを出すときは、ゆっくり足元から頭に向かい全身でライズするなど、狙いを持ってみては☆





◇楽しみ・発見 88

中高年選手へのアドバイス (その4)

ホールドを崩さないで踊ろうと意識し過ぎると、力みが発生します。

この力みが強いと動きが硬く、流れが止まって見えます。

老若問わずボディーを移動させて「伸びやかさ」を見せることですね。

☆お互いが妙に合わせようとすると、二人を詰まらせて見え、踊りを小さくしてしまいます。

お互いに少し先で入れ替わると面白いですよ☆





◇楽しみ・発見 89

中高年選手へのアドバイス (その5)

「自分は調子が良い」と思ってみましょう。

体力を少しつけてもなかなか実力は発揮できません。

楽しい気持ちは気力の充実になり、

100%以上の力を(二人で踊るので200%以上かな)出せると思います。

☆競技会前の二人の会話は大事ですよ。

気持ちが乗っている時と沈んでいるときの踊りは全然違いますね☆





◇楽しみ・発見 90

中高年選手へのアドバイス (その6)

サプライズが流行している昨今、観客を驚かす動きを少し入れてみたらどうでしょう。

ここというタイミングでアイディアを形に表すことが大切です。

これも魅力の一つですね。

☆「あのペア、そんなに若くないのにストレッチして、伸びも切れもあるし、

魅力もあるよね」 な〜んて、一つでいいから言われてみたい☆





◇楽しみ・発見 91

中高年選手へのアドバイス (その7)

歳を重ね、成績が下がり始めたと感じてきた人の特徴は、

移動距離と背中の張りが弱くなったような気がします。

どちらかは維持してもう少し頑張ってみませんか。

☆背中の張りは、背中で踊る感覚と、もう一踏ん張りを音楽表現の場で発揮しましょう☆




◇楽しみ・発見 92

中高年選手へのアドバイス (その8)

もう少し見てみたい踊りの中には、「上手な踊り」と「楽しい踊り」があります。

趣味のダンスです。思い切り楽しんで嬉しさを爆発させると、どんな表現になるか楽しみですね。

成績に変化が起きるとサプライズにもなります。

☆目標は、「楽しい踊り」にしたほうが長続きするかも☆